想像は想像でしかない
何か新しいことにチャレンジするとき、頭でじっくり計算してから行動する人と、あまり深く考えずに行動する人がいます。
ここでは前者を「思考先行型」、後者を「行動先行型」と呼ぶことにします。
わたしは昔、思考先行型でした。
行動を起こす前に、「遅刻したらどうしよう」とか、「お腹が痛くなったらどうしよう」とか、そんなことばかり考えていました。
そのせいで、やりたいと思ったことも結局行動に移せない、ひきこもりのような生活を送っていました。
ところが二年くらい前のある日、ふと勇気が湧いてきて、はじめて好きなバンドのライブに行ってみました。
すると、わたしはその力強さにすっかり圧倒されてしまって、今まで何でもやる前から諦めていた自分と決別したいという気持ちになりました。
(それだけバンドの必死さ・強さが伝わってきた)
それからは何事に対しても行動先行型です。チャンスがあればリスクを顧みずにトライします。
何かトラブルが起きたらその都度対処すればいい。
そんなふうに考えるようになってから、リカバリー力が向上したように思います。
当たり前のことですが、トライする機会が多いほど得られる経験も知識もそれに比例して多くなります。
あと、一番感じていることは「何事もやってみなければ分からない」ということです。
机上の空論では何にも役に立ちません。
インターンもまさにそうですね。
短い時間ではあるものの、参加してみてイメージががらっと変わったり、具体化されたりしました。
今の私はまるで別人だと思います。
わりと音楽に影響を受けてきた人生なのです。
(「別人」は盛りすぎかもしれない)