極寒の地に行っていました
一週間程、出張で海外に行っていました。
場所は前髪やまつ毛が凍るようなところです。
(具体的にはマイナス20~40°くらい)
任務を遂行した後、寒さと痛さに耐えつつちょっぴり観光してきました。
まずは雪祭り。
日本で雪だるまやらかまくらやらを作るとすぐ溶けてしまいますが、ここではそんなことを気にせず細かい像を作れます。
(溶ける気配のない雪の城)
虎やらライオンやらが生息している公園にも行ってきました。
人間の乗るバスに飛びかかってくると思っていましたが、寒すぎて元気がなかったのでしょうか、比較的大人しく見えました。
(もはや人間に慣れているのかもしれない)
経験したことのない極寒の地でしたが、人が生活しているだけのことはあり、めちゃくちゃ防寒して一時間くらいは耐えることができました。
(それ以上外にいたら意識飛びそう)
現地の人たちは平気で棒アイスなんぞ食べていました。
ちっちゃい子供含め恐れ多いです。
(だがしかし美味しいらしい)
痛みを感じる寒さとは裏腹に、夜の氷像は大層神秘的で美しかったです。
氷から滲み出るぼんやりとした色明かりが御伽の国のようでした。
(ある意味体も生きた心地がしない)
帰国したら日本は大寒波に襲われましたが、マイナス40°を経験した身からすればずいぶん可愛いもんです。
(雪国育ちが都会の雪騒ぎに抱く感情に似てる)
しかしまあ、もうこんな痛寒い経験はしたくないですね。
心臓への負担が大きく、手足が壊死するんじゃないかと思いました。
(寿命が十年くらい縮まった気がする)
何はともあれ、大変貴重な経験になりました。
次は暖かい国/時に旅行に行きたいなと思っています。
(オーストラリアとかタイとかが候補)
P.S.
結局どこに行ったというと、中国のハルビンというところです。
ロシア文化が混じっていて、不思議な感じがしました〜