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Simply white

日々過ごしている中で思ったことや考えたことを、音楽とともに綴っています。

祖父の記憶

日々のはなし

ハロウィンが近づくと、祖父のことを思い出します。
祖父の誕生日だからです。


アタシんちのお父さんみたいな人でした。無口だけど威厳があって、背中で語る感じでした。


頑固で厳しくて、真面目だから、他人に忌み嫌われることも少なくなかったのよと祖母が言っていました。


実際、実家とは縁を切ったみたいでしたし、友達も少ないようで、訪ねてくる人を見たことがありませんでした。
(亡くなってから1人友達がいたことを知った)


私も思春期に門限が18時だったもので、出かける度に破ってはびくびくしたものです。


1度だけ、21時くらいに帰ってきたら正座させられ、平手打ちをくらったこともあります。
(あの頃は私も荒んでいた)
(携帯がなかったため連絡も取れずさぞかし心配だったろう)


そんな祖父でしたが、小さいころはよく散歩や遊びに連れて行ってくれました。


会話はほとんどなかったように思います。
ただ、二人並んで、何時間も同じ景色を見ていました。


祖父は決まって煙草を蒸していました。
幼い私はふーっと吹いた煙がもやもやと空気に溶けていくのを見るのが好きでした。
(副流煙すごい吸ってたと思う)


その煙草の煙は、もしかしたら、積もりに積もった祖父の気持ちの塊だったのかも知れないと、今は思っています。
(だから病気になるまで禁煙に踏み切れなかったんだろう)


ただ、不器用で自分の伝えたいことを表現するのが苦手だったんじゃないかなんて思います。


祖父が亡くなってから七年、私の頑固で不器用、真面目(?)なのは、祖父ゆずりかな、なんて思うようになりました。


そう思ったら、愚痴とか、悩みとか、一緒に言い合いたい気持ちが湧いてきました。
(1番共有できる存在だった気がする)


焼酎が好きだった祖父。
今度、仏壇の前でお酒飲んでみるか〜


不思議の国

不思議の国


P.S.
我が家の仏壇には、通常置かないようなものを置いていいという風習があります。


今までに、習字や手芸の作品、アブラヤシ、果物のDNA、卒業証書などが置かれてきました。


祖父が見てるかもわかりませんけどね。
(犯人はいつも私)
(コナン風)