夢見る老後ライフ
昔も今も、夢は寝ている時しか見ないのですが、目標やビジョンなんかはそれなりに持っています。
(意識高い系の人間ではない)
(しいて言うなら心が少年系)
それは40年後、私の老後のビジョンです。
私は都会の喧騒から離れた、穏やかな土地に暮らしています。
月曜日は外に出て、木陰の下でスケッチをします。
火曜日は自宅のバルコニーで、アコースティックギターを演奏します。
水曜日は自宅に近所の子供達がやってくるので、読み聞かせをしたり勉強を教えてやったりします。
木曜日は手芸をして、金曜日はお菓子作りをします。
土曜日は一日中本を読んで過ごします。
そして日曜日はこっそりとラジオ放送をするのです。
本人は至って真面目です。
60歳のおばあさんになってもギターが弾きたいし、ラジオパーソナリティを務めたいのです。
今までは上記のような理想的週間スケジュールしか考えていませんでした。
そして、自分が今やりたいことや好きなことを全部やるのは理想的だけれども、何週目かで飽きそうだとも思っていました。
そんな中、昨日朝食後にコーヒーを飲んでいたら、ふと良さそうなアイディアが浮かんだのです。
それは、子供の頃に思い描いたような“ひみつきち”を作るというものです。
好きなものを全部詰め込んだ秘密の場所。
そこに行けば何か楽しいことが待っている。
そんな“ひみつきち”に、昔は凄く憧れたものです。
でも、子供だけで小屋を作る力もないので、結局は自分の家の自分の部屋に“ひみつきち”の役割を見出すことになります。
今はもう、大人です。
なので、小屋サイズの家なんて自分次第で建てることができます。
(自宅を手作りしている人もいるし)
(お金やら知識やら人脈やらが必要だけど)
そこで、子供の頃の夢の延長でもあり、尚且つ理想的な老後ライフを実現する手段として、“ひみつきち”を作りたいと思ったわけです。
もう、思いついたら一気に楽しくなってしまって、内装・外装、そしてコンセプトなどを手帳のフリーページに書き出しました。
それはもう、目には止まらぬ速さです。
(もちろん大嘘)
(むしろ亀並み、スローペース)
内装やコンセプトは、“ひみつきち”なので秘密です。
でも、外装だけはここに載せてもいいかななんて思います。
(下手な絵だし、実物には程遠いはず)
図 ひみつきちの外装案
場所はやっぱり田舎がいいんですよね。
そして、このアイディアを実現するためにはいろんな人からの支援が必要になります。
(プラス老後に思い切り遊べる経済力も必要)
(その頃の年金とか気になるけど)
そういうことを考え始めたら、目前に迫ってきた職業選択の基準も、今までのものとは少し変わってきました。
(人脈とか、知識とかいろいろ)
そんな感じで私は20代半ば~50代にかけての夢をすっ飛ばして、いきなり素敵な老後ライフを夢見ているわけです。
今、老後ライフと現在を結ぶ道しるべみたいなものが見えた気がするので、ここからはゴールに向かって一歩一歩、歩いていきたいなと思っている次第であります。
(なんか真面目になってしまった)
※とりあえず目先のタスクは就活と研究と単位です。